12/21   自然農野菜による品種研究会 第十九回 『ニンジン』 

自然農野菜による品種研究会 第十九回 『ニンジン』                   平成23年12月21日

会の冒頭、村上研二さんから人参の説明がありました。

□原産など
人参原産地はアフガニスタンと言われる。
元々、白、紫、黄色など色も様々である。
西と東へ伝搬し、ヨーロッパで短根オレンジタイプが成立し、世界的に広まった。
東では、長く赤紫の系統が発展。日本へは先にこのタイプが伝わる。
現在は育て易さにより、短根オレンジが日本でも主流である。
一般的に、芯(core)が細く、肩まで色づくものが好まれる。
冷涼な気候を好むので、九州では秋播き冬採りが最も育て易い。
種採りは近交弱勢が起こり易いので、なるべく多くの母株を用意する。

□栽培記録
8月31日種まき
発芽後、虫とり数回、菜種油粕補い1回、間引き収穫数回
キアゲハの幼虫とヤサイゾウムシの幼虫が葉を食べる。
12月に入りニンジンハネオレバエの幼虫に根を食べられ始めた。

『草刈りのタイミング』
枯れてから刈る場合と青いうちに刈る場合の違い

草刈りのタイミングについて
自然農は草や虫を敵としないですが
周りの草の方が作物よりも強い場合は手を貸していきます。
青いうちに刈ったものは早く朽ちていきます。
草が種を結ぶと自然と枯れていきます。
自然界において土の構造上それぞれ役目があります。
枯れた植物(土の一部として表面を覆ってくれる)
根っこ(しっかり土の中で構造を作ってくれている。)
↑雨によって土が固まることを助けてくれる。
※基本的には命を全うしてもらうことが大切になってきます。
よって作物への手の貸し方が命の大きな別れ道になります。
最善の手の貸し方は毎年毎年の課題です。

それでは、いよいよ食べ比べをしていきます。
きょうは、11種類の色とりどりの美しい人参たちがあつまりました。

きょうの人参は生とオーブンにかけてきたもの二種類もってきました。

1.Snow White(去年はルナホワイトという品種も紹介しました)

ヨーロッパの料理を見ていて白ニンジンと呼ばれるものはパースニップで別の植物です。
因みに、220cで30分焼きました!
2.Cosmic Purple
甘い!お菓子みたいだわ☆
3、Muscade
独特の香草の香りが漂います。
4 St Valeary
フランス
5、Parisienne
甘みが強いですね!
6.Resista Fly
人参の虫よけ対処法としては、ネギを植えたり、ニンニクを植えたりします。
味が薄くて オリーブオイルが勝っている気がします。
7.Amarillo Yellow
葉の形がちがいますね。
カットするとパイナップルみたいですね。
味は、色素と関係があると思います。黄色はまた違うと思います。

8.Danverrs 126 Haf Long
アメリカの品種です。
9.Berlicum 2
ヨーロッパの品種

10.黒田五寸(イサハヤ出身です。)
日本の黒田さんが育てた品種です。
・これは参加者の岡部さんが種の交換会のときにもってきてくれたものです。

11.新黒田五寸

・人参の香りは土の状態によって変わってきます。

Q人参の葉っぱはどのような利用方法があるのでしょうか?
A、ふりかけや ジェノベーゼにしたり、香草パン粉に入れたりします!

色も形も本当に可愛い人参たち、参加者の皆さん味も香りも個性も満喫できたようです。

次回は1月の18日テーマはだいこんです。
2月はお休み3月は種の交換会で前年度の流れを引き継いでやっていきたいと思います。

参加者のみなさん 村上研二さん

ありがとうございました。

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