3.23 自然農野菜による品種研究会~『一年のまとめ』

■3月23日自然農野菜による品種研究会~第11回『1年のまとめ』

日時 14:00~16:00

案内役:村上研二さん

毎月開催の自然農野菜による品種研究会 きょうは、「一年のまとめ」がおこなわれました。
 「本日は今までの事を振り返りつつ皆さんと今後の一年を考えていきたいと思います。
 この一年皆さんに食べていただいた品種を含め種を色々もってきました。

蒔ける範囲でもって帰っていただければ幸いです。あえて交配している物もあれば、勝手に交雑している物もありますがそこはご了承ください。」(村上研二さん)

まず、冒頭で村上さんより会の説明がありました。

<会の目的>
農家、料理人、食べる人が品種を通して栽培、料理、食事を共に考え、 

各工程において無理なく、それでいて豊かな食文化を築きます。

<会の約束事>

・批判をしない ・教科書的な知識に囚われない 

・ 普段の立場を超える ・個性を大切にする(順位付けをしない)

・5感を駆使する(分析に頼らない)

そして、今年一年の振り返りをしました。

□     1年の記録- – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - - - – - – - – - – - – - – - -

4月:豆、5月:休み、6月サマースカッシュ、7月:トマト、8月:夏野菜いろいろ、9月:ナス、10月:ペッパー、

11月:冬の根菜、12月:ニンジン、1月:冬の根菜パート2、2月:早春の野菜たち。

 □1年目の感想- – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – -

品種群の多様なる姿をお伝え出来たと思う反面、網羅的になり、それぞれの個性に迫ることが出来なかった。また、料理での活かし方についての展開が、うまく出来なかった。

□2年目の展望- – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - – - -

 4月:休み、5月:豆、6月サマースカッシュ・タマネギ、7月:トマト、8月:ウリ類、9月:ナス、10月:ペッパー、11月:カブ、12月:ニンジン、1月:ダイコン、2月:早春の野菜たち、3月:まとめ.

   新たな品種も加わるが、既存の品種については1年目で得た知識、感想を基に絞り込み、それぞれの品種について、じっくりと時間をとって栽培から料理、食事までを考えたい。栽培においては、種まきから種採りまでの知識・技術の集積。料理においては、調理法との相性を確認。食事においては、試食してみての感想を共有。交配種には雑種第2代以降のものが増えてくる。その多様化を共有し、その中からの選択を会の中でも考えて行きたいです。

 

資料を見ながら一年をふりかえっていきました。

1月を4週ずつと考えて、品種と言うものに迫っていくと毎週、毎週旬を迎える野菜達があります。さらに旬に加え、走りや名残で料理を考えていくと、楽しいものではないでしょうか?畑と実際の食事を結びつけていくことを私自身の一例としてやってみようと思っています。今後、みなさんで料理のアイデアなども出し合っていけると良いですね!

      その後、参加者のみなさんから一言ずつ自己紹介をしていただきました。きょうは、実際

に畑されている方も多数おこしいただきまして、農に対するおもい品種に対する考えもおきかせいただきました。また調理に関わる方からも、食を通しての地域社会への貢献など熱い思いをお聞かせいただきました。 その後、それぞれ皆さんにお持ちいただいた種の交換がおこなわれました。それぞれの畑で自然にこぼれたものを採取したものもありまた、回数を重ねて種採りしたものもあります。それぞれの畑で出来た種、みなさん希望の種を手にとり分けていきます。
 

 
 

村上さんが手にもたれているのは、イタリアの食用ヒョウタンです。

トントンたたくとポロポロと種が出てきます。

<端っこに穴をあけて茶漉しに使っている人もいるようですよ!

  

 おいしい野菜になるには、種が強いもの人と、土地との相性もあるでしょう。

 

いまここで行われている種の交換はまるで、


 

   土地と種と野菜の無言の想いが

 手のひらにのって運ばれていくようです。

 新しい土地での生活あたたかく見守っていきたいです。

‘ 人も野菜から利用されている立場 ’ だと

きょうの会で自然農農家の村上さんと松本さんが言われていました。
お互いもちつもたれつの不思議な共同体ということを
あらためて実感させられます・・・・。
4月はお休みです。

次回は5月、「豆」の品種研究会の予定です。
みなさんのご参加心よりお待ちしております。
 参加者のみなさん、村上研二さんありがとうございました。

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